【浦和の店長】新店店長へのインタビュー
「七輪」を囲むと自然と会話も弾みます! 「インドアBBQ」の「炙(あぶ)」さんです☆
オーナーの西田智也店長
北浦和駅西口を出て、駅を後ろにして左手側を線路沿いに進むこと1分。
"七輪居酒屋"、"インドアバーベキュー(以下、「BBQ」)" をコンセプトとした北浦和の人気店、『しちりん 炙(あぶ)』さんが今回のご紹介店です。
以前は、北浦和の東口で営業していましたが諸事情により2018年12月に西口に移転リニューアル。
現在4か月目の新しい店舗へお邪魔して、オーナーの西田智也(にしだともや)店長にロングインタビューさせて頂きました。
平日は仕込みや営業のため忙しすぎる西田店長。
休日の月曜日にお時間を頂戴してのインタビューです。
今回は以下の5点の質問を中心にお答えいただきました。
3. 「しちりん 炙」をオープンされたきっかけとリニューアル時のお話
4. なぜ北浦和でオープンしたのか? 北浦和という街の印象は?
では、さっそく参りましょう!
ーー それでは早速ですが、まずお店の自己紹介をお願いできますでしょうか?
皆さん、よく当店のことを「焼肉屋さん」とか仰って下さるんですけど、私は「七輪居酒屋」や「インドアBBQ店」だと思っています。
新鮮な肉やお野菜、魚介類などを「七輪」の炭火で炙って食べて頂くというのが当店のコンセプトでありこだわりなんですね。
私は、元々外でBBQするのが好きなんですよ。
その土地のJAさんなんかで新鮮な野菜を買って炭火で焼く。楽しいんですよね(笑)
それを皆様にも味わって頂きたくて、当店をオープンしましたから。
―― なぜ「七輪」なんでしょうか?
炭火って、ガス焼きの炎と比べると「炎の中に水分が殆ど含まれていない」らしいんですね。
そのため、炭火で焼くと食材の外側はカリっと、中はジューシーになります。
実際に食べた時に、その違いは自分でもわかるので、炭火焼きにこだわっています(笑)
そして、炭を七輪に入れて、それを囲んで仲間同士でワイワイやって頂く。
その雰囲気がねぇ、、楽しくて大好きなんです。それを感じてほしくて、炭火と七輪にこだわっていますね!
―― 「食材」に対するこだわりも訊かせて頂いてよいでしょうか?
食材は、「季節感」に特にこだわっています。
美味しいものをお出しするのは当然なんですが、春先だったらタケノコをお出しする、夏だったらトウモロコシを探してきてお出しする。
その時期その時期に一番美味しく食べられるものを、提供したいと思っています。
そのため、食材は日々入れ替えていますので、「今度来た時には何があるかな?」っていうワクワク感みたいなのも感じて頂ければと思っています。
最近だと、特に評判良かったのが群馬の「下仁田ネギ」ですね。凄く甘いんですよ。
時期が冬なんで1月で終わっちゃいましたけど(笑)
―― 一般の焼き肉屋さんだとお肉以外が主役になるってあまり聞きませんね!
そうなんですよ。勿論うちでも焼肉とホルモンが一番売れていますけど、海鮮類やお野菜だけ召し上がりにこられるお客様も結構いらっしゃるんですよ。
そこは「七輪屋の本分だな」と思っています(笑)
海鮮にもこだわりがあって、牡蠣なんかも「昆布の林の中で育った」牡蠣など、そういったものがあるときには仕入れるようにしていますね。
ーー ありがとうございます(笑) ほかに何かこだわっている点はありますか?
そうですね。
「焼き方」にもこだわっていて、お話に夢中になって楽しんでくださっているお客様の席におじゃまして、「もうひっくり返して大丈夫ですよー」とか「食べ頃ですよー」とか、ちょっかいをだすというか、「焼き方を伝授」させて貰っていますね(笑)
実は、それをやり始めてからお客様が急増したんですよ(笑)
「七輪」にこだわった「インドアBBQ」がコンセプトのお店です☆
素材にも焼き方にもこだわり炭火で炙る!
「炙」さん自信の逸品!〔ハラミ〕
ーー 「炙」さんは、スタッフさんの接客も良いと評判ですがなにか秘訣はあるんでしょうか?
うちは、全てのスタッフにお店のお肉をまかないなどで全種類食べて貰っています。
「清水の舞台から飛び降りる」つもりで、時々はヒレなんかも食べて貰っていますよ(笑)
すると、例えばお客さんに「マルチョウって何?食感とかどうなの?」と尋ねられた時に、スタッフは即答できるんですよ。
「お勧めは何?」って聞かれると、そのときのスタッフの好みによって違う答えが返ってきたりしますけどね(笑)
でも、スタッフによって違う答えですけど、どの子も即答という点では一緒なのでお客さんからの信頼度は高いんですよね(笑)
先ほど「焼き方に」こだわっているという話をしましたよね?
お客さまのお席にお邪魔して、「焼き方の伝授」をさせていただく。
このサービス、うちのスタッフは全員しています(笑)
例えば、ハラミなんかは脂がぽたぽたおちてきたら、ひっくり返して5秒くらいしたら食べごろなんですけど、うちのスタッフはみんなそういうのを、各食材ごとにわかっていますよ。
ちなみに、実はハラミは逆にゴリゴリに焼いても凄く美味しいんです。
繊維がサクッサクッサクッとして。ステーキで言うならウエルダンですね。
スタッフはその食べ方も知っていますから、
「レアで食べると美味しいですよ。・・・でもよく焼いても凄く美味しいですよ♪」とか言う子も出てくるんです(笑)
お客さんは一瞬「?」ってなるけど、「じゃあ、両方試してみよう」となって、そういうことの積み重ねでお客様とスタッフの信頼関係も構築されてファンになってくれる方もいらっしゃるかな、って思います。
ーー 話それますが、、、 まかないで全種類食べて貰う・・・ 贅沢ですよね!?
そうかもしれないですね(笑)
でも、胃袋を掴むっていう面もあるんで、その分アルバイトの学生さんも一生懸命働いてくれますからね。
うち、今まで(アルバイトを)いきなりバックレたコいないんですよ!
飲食店では珍しい、ってよく言われます(笑)
ーー そうでしょうね。アルバイトの募集とかもすぐに決まりそうな気がします。
実は、最初のオープンのときだけはアルバイトの募集しましたけどそれ以降はうち募集したことないんです。
学生さんのグループなんかで当店に食べに来てくれた楽しそうなグループがあると、
「うち、いまバイト1人探しているんだけど、やってくれる方いませんか?」
って声をかけると、
「あ、自分やります!」みたいな感じで決まりますね。
ーー すごいですね!?
最初は声かけるのに凄く勇気要りましたけどね(笑)
でも、楽しそうにしてくれているし、声かけたら話くらいは聞いてもらえるかな?って思って。
スタッフになって貰ったら、そのあとは「まかないで胃袋を掴む」ので、大抵は学生さんが卒業するまで続けてくれます(笑)
移転の際は、以前働いていたスタッフさんも集まってくれました!
接客上手な「炙」スタッフの皆様です(以前働いていた方も含みます)
ーー 「しちりん 炙」さんを当初オープンされたきっかけを教えて頂けますか?
私は元々サラリーマンをやっていた脱サラ組なんですけど、昔飲食店でアルバイトしていた時に厨房を任されていて、「飲食(店)はおもしろいなぁ」と、いつかは独立してやろうってずっと思っていたんですよ。
その中でも、先ほど言いましたようにBBQが好きで、それをやりたかったっていうのがきっかけですね。
ーー リニューアルで移転するときに、こちらのお店と運命的な出会いをしたと伺いましたが?
ええ(笑)
もともとは、北浦和の反対口(東口)に店を構えていました。
その場所が区画整理されることになって、半年以内に出ていかなければならなくなったんですよ。
本当に焦りましてねぇ・・・
北浦和で続けたかったので色々な物件みたんですよ。ところが空き物件が全くでない。
北浦和で続けたかったけど、そのうちそんなことも言ってられなくて、浦和、与野、南浦和、東浦和、と周辺の駅も廻って探しはじめました。
それでも、見つからなかったんですよね。
たまに、空きテナントがあっても、
うちみたいに「排煙ダクト」があると、穴をあけたり、煙の問題があったり、騒音はどうなの?と言われあまり良い顔はされない。
全く決まらなくて落ち込んでいたときに、
ある方が「いま営業中の焼き鳥屋さんが"北浦和"にあるんだけど『譲ってもいい』って言ってるよ」って。
嬉しかったですけど、「営業中」って聞きましたから、何か月も先になっちゃうんだろうな、って思って。
すると、その紹介してくれた方が、
「とりあえず、本当かどうかちょっと聞きに行ってくるよ!」ってすぐにその焼き鳥屋さんに聞きに行ってくれたんですよ。
そうしたら
「そのオーナーさんは、もう少し大きい店に引っ越したいっていうんで譲ってくれる!」って。
しかも、そのオーナーの方は私のお店のことを知っていてくれて、
「ポッと出の方だと考えちゃうけど、北浦和で長いことお店続けてくれている『炙』さんの方ならいいよ」って言ってくれたそうなんですよ。
嬉しかったですねぇ・・・
そのあと、じゃあとりあえず3人で会って話しよう、となったんですけど、その日がたまたま前のお店のカギを前のオーナーさんに返却しなければいけない日だったんです。
その日に、このお店のオーナーさんから口頭で直接「譲りますよ!」って言われて。
このとき「・・・神様っているんだなぁ!」って、ほんっっとうに思いました!
あれだけ、探し回って、北浦和じゃなくてもいいからって他の場所でも探し回って・・・
で、最終的には自分が心から望んだ"北浦和"で続けることができるようになった。
不思議ですよねぇ・・・
ーー そういうこともあるんですねぇ・・・(驚) 貴重なお話しありがとうございます!
以前の東口のお店が無くなると知った時に
お客様が落書きしていったメッセージ!
「さみしい泣涙」という落書きも・・・
1階と2階が店舗スペース
2階へは外階段から昇ります
ーー 北浦和に「炙」さんをオープンされたのには理由があるのでしょうか?
理由は2つですね。
私は北海道出身なんですけどもう10何年も浦和に住んでいて、この街が好きだったということが第一です。
住んでいる方が非常に上品というか。良い方ばかりだなぁという印象だったんで。
あと一つの理由は、大学が近いということですね。
大学が近いと良い人材を確保しやすいかな、って。
そのような理由から、5年前の2月に北浦和に店をだしました。
―― 浦和、北浦和の街の印象を聞かせて頂いてもよいでしょうか?
お店で隣同士で座ったお客様が本当に気さくによくお話しされていますね。
・・・北浦和って、古くからお住いの方も多いですが、新しく越してこられた方も最近増えてきていますよね。
その中でも若いご夫婦の方に聞いてみると「焼肉屋と居酒屋は子供を連れてはいきにくい」ってよく仰っているのを聞くんですね。
子供がちょろちょろするし、周りのお客様にもご迷惑かけるんじゃないか、と思うらしいんですよね。
うちは狭い店ですけど、逆に言えば目の届く範囲でお子さんが遊びながらもお父さんお母さんもゆっくり飲んで食べられる。
それに古くから住んでいる方、例えば地元の老ご夫婦が来られたりすると、全然知らないお子さんとかいてもあやしたりするんですよ。それは浦和の土地柄というか、、良いお客様方ばかりですね。
ごく普通に、世代間交流ができるのが浦和という街の印象です。
2階は座敷スペース
距離感が近いのも「炙」さんの魅力☆
ーー 最後に、浦和の方へ一言おねがいできますでしょうか?
はい。
当店は、気兼ねなくお子様連れでも楽しめる店なので、是非「インドアBBQ」を楽しみに来てください!
小さいお子様でも食べられるような柔らかいお肉も用意しています。
家ではお肉をペッとしちゃうお子さんでも、「このお店にきてはじめてお肉をごっくんしたよ」なんていう嬉しいお言葉を頂いたこともあります。
七輪と炭火には魔法の様に、囲む人たちを楽しくさせる力があると思っています。
是非、お気軽に食べに来てくださいね!
七輪囲めば会話ははずみますよ!そういう魔法はあるとおもいます。
―― ありがとうございます!
お子様連れ大歓迎! おもちゃも置いてあります☆
時には大人のお客様も、こちらのゲーム類で遊ぶのだとか♪
常にニコニコ笑顔で、とてもポジティブというのが西田店長の印象でした。
会話をしていてもリズム感よく話してくれ、またこちらの話にもよく耳を傾けてくれて非常に話し易い、いわゆる"兄貴肌"の西田さん。
その西田さんが、「七輪には魔法の様な効果がある!」と断言するとこちらもなるほどなぁ、、とついつい惹き込まれて話を聞いてしまいます。
スタッフの誕生日会などでは、ハラミのステーキを皆に大盤振る舞いなどもするそうで、就職して辞めていった元アルバイトの方々も、リニューアルの際の引っ越しにはわざわざ手伝いにきてくれたそうです。
西田さんのそうしたお人柄もあって、沢山のファンもいるし、お店探しで大変な時には周囲の皆さんも助けの手を差し伸べてくれたんだろうな、、と感じることのできたインタビューでした。
ご存知の方も多いとは思いますが、北浦和駅西口から徒歩1分です。
お肉好きの方はもちろん、「インドアBBQ」の雰囲気を味わってみたいという皆様、是非行ってみてくださいね!
西田店長!お忙しい中、どうもありがとうございました<(_ _)>
営業中の「炙」さん
北浦和駅西口から徒歩1分!是非行ってみてくださいね!
【店舗情報】
開店日(リニューアル日) | 2018年12月21日 |
取材時期 | 2019年4月中旬 |
店舗名 | しちりん 炙(あぶ) |
所在地 | |
電話番号 | |
営業時間 | 火曜~金曜 18:00~24:00(LO23:30) 土曜 17:00~24:00(LO23:30) 日曜 17:00~23:00(LO22:30) |
定休日 | 月曜(月曜が祝日の場合は翌営業日) |
禁煙/喫煙 | 店内禁煙 |
さいたま市浦和区高砂1-13-12 ミリースクエア3階
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